織田

ヴァトレニ -クロアチアの炎-の織田のレビュー・感想・評価

4.2
1998年ワールドカップフランス大会で初出場ながら3位に入ったクロアチア代表の物語🇭🇷
「ヴァトレニ」とは炎の男という意味で、クロアチア代表を指す表現と。イタリアのアズーリと同じ感じですかね。

当時の快進撃を振り返るとともに、旧ユーゴスラビアから独立したクロアチアの歴史についても触れる作品。プロシネチュキやヤルニといった名選手たちが語る歴史はあまりにも重くて辛い。国を背負う、のレベルが想像を超えていました。ちなみに1998年、クロアチア躍進の立役者となったシュケル、ボバンといったあたりは語り手として出てこないので何か事情があったのかなとうかがえます。

この映画は2018年に公開されたそうですが、その年に行われたロシアワールドカップでのクロアチアの躍進はサッカーファンならご存知の通り。「ヴァトレニ」が映画の先で紡いだ伝説という意味でも感慨深いものがありました。
1998年当時ガキんちょだった私が観ても面白かったので98年のクロアチアをリアルタイムで観ていた方はぜひ!



🔽感想です(ネタバレあり)🔽
https://eigakatsudou.com/archives/vatreni.html
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