あかね

エルのあかねのレビュー・感想・評価

エル(1952年製作の映画)
4.5
廃盤品で中古価格も高い今作品。
自分へのクリスマスプレゼントに...
1万円して私は
これが初の高額商品😹💓💓!!

60年前のメキシコ映画。
ブニュエル作品でこれも数々の方へ
影響を与えた今作品。
物語の進み方がスムーズで
昔の映画にしてはさくさく観れた🙆‍♀️✨

ある夫婦の物語...
男性側の束縛が激しく
破滅へ進む物語。

素晴らしく面白かった!
まさかのつっこみ所満載!!

旦那さんの束縛がとにかく強めで
尚且つ、愛されたい主義の
面倒なこじらし童貞疑惑40代。
旅行で訪れた先の写真は自分が
写れば満足だし
旅行先で妻の友人(男)に偶然出会い
隣の部屋かと知れば即発狂!
発狂具合がすごすぎて
アンジャッシュのコントかと笑😂

かと思えば
奥さん縄で縛ろうとしたり
(これが本当の束縛か..)
人知れぬとこに連れて行き
首を絞めながら冗談だよー!と笑
(表紙の首絞め)
奥さんは終始ドン引き!

最後は旦那さん狂ってしまい
幻覚が...
神父さまが笑っておつむ大丈夫ですかー?
と聞く幻覚が一番笑った笑。
だけどこの辺の雰囲気は
去年マリエンバートの不気味さを感じた。

ラストもホラーだな😂✨!
人間の本質の怖さと
歪みすぎた愛に悲しくなってしまった。
あかね

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