クリーム

7500のクリームのレビュー・感想・評価

7500(2019年製作の映画)
3.7
副操縦士の視点で描かれるので、没入感があり、コクピットに一緒にいるような感覚で楽しめました。始終、緊張感があって面白かったのですが、終盤やや飽きてしまった。
テロリストのグループが、離陸したばかりのベルリン発パリ行きの旅客機をハイジャックしようとする。乗客と乗員の命を救うべく奮闘する、アメリカ人副操縦士トバイアス。状況は緊迫し、油断を許さない膠着状態が続く。しかし、思いがけず、ハイジャック犯の1人の気持ちが揺らぎ始めるのだった。




ネタバレ↓




『7500』とは、ハイジャックされたら、犯人にバレないように入力するコードなのだそうです。
副操縦士のトバイアスは、突然押し入って来たハイジャック犯に左腕を切りつけられ、機長のマイケルは何度も腹部を刺され亡くなってしまう。その犯人を消火器で殴り縛り上げたトバイアスは、突如、テロリスト達と1人で立ち向かわなければならなくなった。
乗客が人質に取られているが、コクピットのドアは絶対に開けるわけにはいかず、恋人で息子の母でもある客室乗務員を助ける事は出来なかった。 極限状況で葛藤する男をジョゼフ·ゴードン=レヴィットが熱演しています。
犯人の1人、18歳のヴェダッドは覚悟が揺らぎ仲間達について行けなくなり、裏切ります。トバイアスの操縦で旅客機は空港に、無事に着陸します。旅客機は警察に取り囲まれ、ヴェダッドはトバイアスを人質に取りますが、隙を突かれて射殺され、THE END。
トバイアスがヴェダッドに協力させて着陸するシーンは、緊迫感があって、観ている私にも力が入りました。まさに手に汗握るでした。ただ、この後ダラダラ続くのがちょっと勿体なかったです。
そもそもハイジャック犯の武器がガラスって…。トバイアスが機内放送した様に乗客が一丸となれば取り押さえられたんじゃないだろうか?まあ、楽しめたから良いのだが…。
でもジョセフ·ゴードン=レヴィットなんでね、良かったですよ。彼を楽しむ作品かな?
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