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ザ・コールのgockのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・コール(2020年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

父を火事で亡くした主人公の女性、同じ家に住んでた自分と似た若い女性と電話が繋がる。
2人は仲良くなり、過去の女性が火事を未然に防ぐことで、世界が書き換わり主人公の現実は幸せになる。そして主人公は、過去の女性が20年前に養母に殺された新聞記事を教え、過去の彼女を救う。
しかし過去の女性は連続殺人鬼だった、という話。
とにかく、めちゃくちゃ面白いし、現実が書き換わる映像もカッコいい(ここ結構ダサくならないように映像作るの難しそう)

ラストは好みが分かれるところ。
僕は「敵にやられてる時間が長くて→色々がんばって逆転!」というハッピーエンドが最後に更にひっくり返されるのはしつこくて嫌だった。
本作はホラー映画でもあるのでホラーのつもりだとこの終わり方も正しいのだが、自分としてはSFミステリー映画を観てるノリだったので「いや、もう主人公が勝って終わりでええやん…」と感じた。
しかし今思うと、敵を倒すのが主人公ではなく殆ど出番のない母親というのがありえないか。主人公が、母親が動くよう仕向けたのならともかく偶然居合わせた母が勝利を与えてくれるのはおかしいかもね。
主人公と敵の女は、境遇や住む場所に共通点あるので一人の情緒不安定な女の頭の中を劇映画化しただけにも見えるし面白い映画。
結末に好みが分かれて、僕は気に入らなかった側だが観れば確実に面白いのは間違いない。
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