司法、体制側が根も歯もない弁舌を巻き上げ、存在しない虚構の罪で民衆の支持を得つつ銃殺にまで追いやる一大スペクタクルの様子を見せつけられゾワゾワするが、何よりも鳥肌が立つのは被告サイドがしきりに水を飲…
>>続きを読むアーカイブフィルムの編集が意図的に行われ、主題が明確化される。
路面電車と馬車の走る真冬の市街のオープニングから、捏造の罪を問う法廷が展開する。傍聴には立錐の余地のない民衆、まるで劇場。被告たちは抗…
☑️『粛清裁判』(3.7p)及び『アウステルリッツ』(3.2p)『夜と霧』(4.0p)▶️▶️
気が進まなかったが、知人のイチオシで意を決して観る。やはりミートしたものと、鈍く晴れない心…
洒落ててかっこいい演出。だけど、途中で耐えきれず寝落ち。情報ちゃんと入れて観た方がよかったな。
信じられないタイミングで鼻をかむ被告人と、判決を述べるのに咽せまくるおじさん(しかもずっとフラフラし…
とにかく鑑賞者を傍観者にしかしてくれないが、その投げやりぶりはいかに鑑賞者が無関心であるかを暴き出す装置として機能している。現代に何故こんな映画を撮っているかは納得できるものだし、映画史の文脈にも刻…
>>続きを読む粛清裁判の前情報を全く仕入れることができなかった。いつもだったらロビーに印刷されている映画評論家や監督へのインタビューを読んであらましを頭に入れることができるのに。 ソビエト連邦の解体を目論むグルー…
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