私はてっきりウンディーネを題材にして現代のお話に落とし込んだ映画だと思っていたんだけど、なんだか違ったようだった。
普通に主人公は水の精ウンディーネそのものだったみたいだった。
ヨハネス殺さなかったからクリストフがああなったってのも分かるしヨハネスをすぐ殺さなかったのは未練がどこかにあったからというのも分かるし、宿命を遂行したからクリストフが生き返ったのもわかるのだけども、レビュー冒頭で述べた勘違いが尾を引いてしまって全然楽しめなかった。
クリストフが脳死から復活するシーンとか笑ってしまったもんな。
生き返るにしたってそんな勢いで息吹き返しますかね???
女性がメインなのでもっとウンディーネがどんな女性なのかを知りたかったし、彼女の感情を知りたかった。ある程度揺れ動いてるのは感じるのに、核心までは全然到達できない感じがあってもどかしかった。