WOWWOW録画鑑賞
死刑制度の事を考える時、被害を受けた者、罪を犯した者、両方の側から考える事はあったが実際にそれを執行する人の事を考えた事はほとんど無かった。法務大臣がサインするしないと言う話題は出る事はありましたが。
この作品、オムニバス4話は全て実際に死刑を執行する人々のことが描かれている。1話目は多分職業としての執行人と思われるけれど他の3話は兵役として徴収され、死刑執行に関わることになった3人の話(具体的に台を抜く)
この作品を見て一番自分にとって衝撃だったのは死刑という制度の中で実際にその行為を行う人、その人達のことを全く思い浮かべなかった事だった。 誰だって、そんな事をしたい訳がない。けれどその逃れることのできない制度としてそれは彼らにのしかかって来る。
未だ自分の中で死刑制度についてどのように考えれば良いのか定まっていない部分がある。この作品はこの問題をもう一つ別の視点から考えるきっかけを与えてくれた。
