てるる

デリート・ヒストリーのてるるのレビュー・感想・評価

デリート・ヒストリー(2020年製作の映画)
3.8
TIFF2020の11本目!

低所得者向けの地域に住むバカ3人のドタバタコメディ。
コールセンターの声に恋する借金まみれのお父さん。
家族に愛想を尽かされたお酒で失敗する女。
サービスが空回りして☆1つの評価しか付けられない〇〇〇依存性おばさん。

ベルリン国際映画祭で銀熊賞を獲とったらしいけど、これが?というくらいおバカで下品。

「メリーに首ったけ」を彷彿とさせるシーンとか、翻訳アプリが延々と繰り返されるシーンとか、Amazonパクリの配達人とか爆笑🤣危うく声出そうになった🤣

そのあたりは劇場内でも笑いが起きてたけど、馬にガブリされるシーン笑ってるの僕だけだったわ…やっぱズレてんのかな🥺

一応、ネット社会やSNSの危険性を訴えるようなメッセージ性が無きにしも非ず。
あと酒は飲んでも呑まれるなとかw

でも3人がバカすぎて良くも悪くもそれが感じられない。
みんな「それやっちゃダメだから~!」てのを見事にやってくれる。

おフランスって「ヒャッハー」シリーズや「TAXI」シリーズもそうだけど、オシャンティに見えて意外とアホな作品多いよね。

ラストがちょっと弱いかな、という気もするけど、何も考えずに楽しめる作品だった。
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