わらじ

DAU. ナターシャのわらじのレビュー・感想・評価

DAU. ナターシャ(2020年製作の映画)
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2年間この環境で生活させたってなに??
やばすぎ
これまだ第一弾なんだよね
やべーーー
特にナターシャ役の人とかメンタル大丈夫なのか
こりゃ問題にもなるわ…

ソ連のリアルを知らないのでわかんないけど、わりと現実に近い…らしくてこわい
知らないところで尋問受けて、次の日は普通に暮らす…みんながスパイだったり密告者だったりする可能性がある…みたいな中、その日その日を義務をこなしながらも刹那的に生きる…みたいな、みたいなね

どんちゃん騒ぎするシーンで魚べちべちすんのちょっと笑っちゃった
花火だ、じゃないよ
食べ物で遊ぶなw

なんかオーリャとナターシャが、仲良くしてみたり、めちゃくちゃ喧嘩してみたりみたいなのが延々続いて気が滅入っちゃう
お互い嫌だけど義務から逃れられないから食堂の仕事しててしんどいけど喋る相手がお互いしかいないみたいなのも
オーリャがすごい破裂音みたいな笑いをそんな面白くないとこでもめちゃくちゃするのも
空虚…て感じで嫌なでした

感想…まとまらないですね
物語というか現実(に限りなく似せた状態)を淡々とうつされていたからかな
あとからふと思い出すことはあるかもしれないけどとりあえず今は感想まとまらないです
あとモザイクつけるの一生慣れないです
映像が突然異質なものになってしまう

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このあとちょっと考えたけど
昨日みた『イレイザーヘッド』との比較で、イレイザーヘッドは、極端に過激ではないけどかなり嫌なところを突いてくる映像でものすごく脳裏に焼きつくものであったのに対して、今作は性的・暴力的表現が全面に押し出されていて、でもだからといって『イレイザーヘッド』より強く印象に残ったか?嫌悪感はあったか?と考えると分からない
2作品は目指す表現や提示したいメッセージの方向性が違いすぎて比べて良いのか微妙だけど、それでもやはり描写が過激だからといって心に残るとは限らないのだと思う、ということを再確認した
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