みゅー

セイント・フランシスのみゅーのレビュー・感想・評価

セイント・フランシス(2019年製作の映画)
4.2
試写にて一足先に鑑賞。

主人公ブリジットは34歳。
結婚もまだだし、自分にすごいことなんてできないし、仕事バリバリなわけでもないし、この先どうすればいい?な彼女。

ナニーの仕事でフランシスという6歳の女の子と出会った夏。
彼女に変化が訪れる。


女性ならでは悩みが詰め込まれた作品。
共感できる部分もあったし、男性にも観てほしいと思う部分もあった。
生理描写、割と生々しく、しかも何回も出てくる作品、なかなかないんじゃないかな?

中絶シーンも、男性に対しての感情が後々爆発したりと、リアルな描写が多くて、自然と共感できた。


そしてフランシス。
はじめは小生意気なんだけど、段々と可愛らしく感じられて、ブリジットと同じような感情を抱くことができる。
あのくるくるヘアー、かわいい。
ラストの「◯◯の話しようね」もフランシスなりの言葉で、笑えるけどグッとくる。


全編通して、クスッと笑えるシーンは多い。
個人的には病院でのハリポタ読んでるあのワンシーン最高すぎて大好き。
「◯◯◯◯◯◯が◯◯?!」
初見(読書だと言い方違う?)の人からしたら衝撃的すぎる。笑


鑑賞後、私もちょっと勇気出してみよって思える良き映画に出会えて感謝!
みゅー

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