BROOK

東京リベンジャーズのBROOKのレビュー・感想・評価

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)
4.0
鑑賞日:2021年7月9日
パンフレット:900円


原作漫画未読。
テレビアニメ未視聴。


人生への、リベンジーー!


ほとんど知識無しでの鑑賞だったけど、めちゃくちゃ面白かった!
まさかこんなに男同士の熱い友情ドラマを見せてくれるとはね!!
俳優陣がまさに適材適所といった感じで、最高だったと思う。



映画は、東京卍會のマイキーとキサキが全裸のヤクザを車で追いかけまわすシーンから始まります。

今後は東京卍會が仕切るとキサキがヤクザに脅しを。


一方、どん底人生を送っているタケミチはかつて恋人だった橘日向と弟の直人が東京卍會とヤクザの抗争の巻き添えで死亡したことをニュースで知る。

アルバイトの帰りに地下鉄で誰かに背中を押され、線路に落下。
そこに列車がやって来て…

目覚めるとタケミチは学生時代へとタイムリープしていた。
亡くなる前の”走馬灯”のようなものだと思い込むタケミチだったが、
負け犬人生になるまいし、さらには日向を救うため、
直人と協力し、未来を変えていくことになるのだった…。



今作の見どころは何といっても魅力的な脇キャラです。
主人公のタケミチよりも、マイキーやドラケンが非常にカッコ良く、
そのキャラクター性に惹かれていくはず。

特にドラケンを演じた山田さんが印象的。
吉沢さん演じるマイキーもカリスマ性抜群のキャラでカッケーっす!!


原作のどこまでを描き、どこからオリジナルの展開になっているのか分からないけど、
ちょっと詰め込み過ぎ感があったのは残念。
今作だけで完結しようとはせずに、原作が終わっていないのなら、全〇部作として、映画オリジナルの結末の方が良かったような気もする…。

だって、ハンマとか何のためにいたのか良く分からないかったし…(汗)


ストーリーはタイムリープを結構繰り返すため、タケミチはいつ直人と握手したの?的なことが多かったりも。

タイムリープは、並行世界は存在せず、現在の月日と過去の月日が同時進行しているという設定になっていました。


アクションシーンはほぼ殴り合いなので、観ていてかなり痛々しく…
でも、応援したくなって、つい手に力が入ってしまった。



綺麗に(強引に?)完結しているものの、キサキやハンマのことがあるので、
これは是非とも続編を作って欲しいです。
BROOK

BROOK