原作読まずに鑑賞。
さすがに公開されたばかりで、緊急事態宣言直前ということもあり、ほぼ満席。
率直に想像以上に面白かった。
たくさん登場人物出てくるけど、ちゃんとそれぞれがいる意味とか、関係性とか、面白かった。10年前、そうだったかねぇ。とか思ったり。
北村匠海さん演じるタケミチが成長していく感じ、吉沢亮さんのカリスマ性。
個人的には山田裕貴さんが一番良かったかな。
喧嘩のシーンは目を逸らしたくもなったけど、笑わせてくれるシーンもたくさんあり、彼らが生きている環境だからそこもしっかり見た。
大切な人を失うことで、人は間違った方向に行ってしまったり、何もできなくなったり、その人を失ったことで別の何かを取り戻そうとしたりする。
後悔しても過去はタイムリープでもしないと変えられないけど、未来を変えることはできる。
逃げることは悪いことじゃないけど、人は逃げ続けるわけにはいかない。
大切な人や大切な人からは絶対に逃げてはいけない。それは一生の後悔になるから。
そんなメッセージがあるなぁと思った。
何かから逃げたくなったら見返したい作品になったかな。
SUPER BEAVERの『名前を呼ぶよ』が流れ始めたところで涙がでた。
この歌と、映画が重なった瞬間。
大切なものを大切だと言える人になりたい。
出会いは奇跡みたいなものだ。
出会いたくなかった人もきっといまの自分には必要だったと思う。
ありがとうと大好きはちゃんと言わないといけない。特に大切な人には。
それができる人が一番強い。
そう思う。