あかの

東京リベンジャーズのあかののレビュー・感想・評価

東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)
3.2
今回実写化をされた箇所は原作とアニメで履修済みだが、120分という枠内で十分綺麗に纏められていると感じた。
不満があるとすれば半間の扱いぐらいなもので、清水尋也の再現度が高いだけに余計に残念ではあるものの、だからこそ続編が欲しいところ。
実写化に於いてキャラクターをどれだけ原作に寄せることができるかが全てだとは思わないが、だとしても原作ファンに不満を抱かせないラインがあるとすれば、全員それは優にクリアをしている。
吉沢亮のマイキーが、青天を衝け撮影中ということもあり、些かゴツい気もしたが、中学生から高校生へと原作からは設定が変更をされている為、然程気にはならない。ドラケン役の山田裕貴がインソールを入れて身長の底上げをしていることもあって、並んだ姿は正しくマイキーとドラケンだった。
このマイキーとドラケン、病院でのシーンが特に良かった。マイキーの中にある心を感じさせるような吉沢亮の表情がとても印象的で、2人の関係性が良く伝わってくるシーンだった。
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