グリード ファストファッション帝国の真実の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「グリード ファストファッション帝国の真実」に投稿された感想・評価

寓話としてはアリかなぁ?
どんな真実をみせてくれるかな?と
楽しみにしながら鑑賞です。

真実というか、数字としての事実は
エンドロール寸前のちょっとの時間のみ。
それ以外は、創作なのかな?それとも
なんらかの事実がベースになっている
のかな?真実かどうか?は不明の
物語です。僕としては寓話として
捉えたいですね。

本作は製作者側が持っている感情を
爆発しているような作品かなぁ?って
思います。分断が進む世界を憂い、
超金持ちへの印象がよくない。
というか、フェアーに商売してないよね!
自分たちだけ儲かればいいと思ってる
んだよね?って気持ちが全面に。

さらにそのリッチな方々への苦言が
映像になって展開していきます。
偽物、ハリボテ、やらせ・・・
イミテーション・オンパレード。
さらにハラスメント・オンパレード。

かなり偏った表現だなぁって思いますが
ラストに向けて必要な煽りかなぁ?
でも、制作サイドはこうなって欲しい
のでしょうね。だって、大嫌いな人の
メタだもんね(笑)

確かに胸糞展開でラストの数字を
見るとけしからーん!なんて思っちゃう
けど、その辺りは冷静に考えたいかな。
まろ

まろの感想・評価

3.5
2021年日本公開映画で面白かった順位:87/127
   ストーリー:★★★☆☆
  キャラクター:★★★★☆
      映像:★★★☆☆
      音楽:★★★☆☆
映画館で観るべき:★★★☆☆

ドキュメンタリー風の映画。
主人公のリチャード・マクリディは、実在した人物をモデルとしている。
それは、イギリスでかつて大成功を収めたファストファッションブランド、トップショップを擁するアルカディア・グループのオーナー、フィリップ・グリーンだ。

映画は彼の関係者へのインタビューを交えながら、誕生日パーティーに至るまでの数日間をメインとしている。

マクリディは類稀なる商才でどんどん財を成していくのだけど、映画でわかるのは、とにかく徹底した値切りを行うこと。
もちろん、コストカットの観点から言えば、彼の行っていることは至極当然であるけれど、とにかく強引かつ傲慢。
言い方もケンカ売ってるとしか思えず、人としては最悪の部類じゃなかろうか。
絶対この人の下では働きたくない(笑)

相手に歩み寄ることはほぼせず、自ら提示した額に着地しないと、「じゃあいいや」と帰っていく。
そうされると、ほとんどの相手は呑んでしまうのだけどね。

特に裁縫工場の条件は悲惨で、ほぼ赤字に近い状態で請け負うことになるから、利益を出すためにスピードを上げねばらならず、それについていけない人は解雇されるしかないのだ。

世界中でセレブが愛用している高価な服は、スリランカなどの工場で、ミシンを使った手作業で作っているものも多い。
裁縫工場で働いている人の80%は女性らしいのだけど、その日当は2ドル〜3ドルだと、映画のラストで紹介されていた。

マクリディは自らの金儲けしか考えていないため、そんなことは知ったこっちゃないと言わんばかりに、自らの還暦パーティーにかける金は破格で、おそらく億は超えているだろうなあ。

そんな彼の傲慢かつ自己中なやり方が巡り巡って、悲惨な結末を迎えるのだけど、、、ちょっと間接的すぎて微妙だったかなー。

ラストの搾取する側とされる側の「分断された世界」は繰り返されていくというメッセージは興味深いものがあった。

気になるところはいくつかあるけど、マクリディというか、フィリップ・グリーンの人柄を知るにはいいかな。
でも、これは普通のドキュメンタリーで観たかったかも。
Tatsu

Tatsuの感想・評価

3.3
ウィンターボトムとクーガンのコンビは旅映画かピカレスク映画しかやってないけど、今回もその系譜。無規則に時系列を行ったり来たりする語り口の荒ぶり方がまず不満。回想の回想みたいなことマジでやらないで欲しい。全体的には凡なダークコメディに収まってるけど、時折覗かせるドキュメンタリー的な側面が、リアリティラインを曖昧にし、クライマックスのスリルに繋がってるとは思う。パンチラインがあまりないセリフの面白みのなさも全然冴えてない。
Yu

Yuの感想・評価

4.0
公式サイト↓
http://greed-japan.com/

この映画の感想はとても面白かったです。
面白かったところは貧富の格差が表現されたシーンです。
具体的には主人公のリチャード・マクリディ卿(スティーヴ・クーガン)
と海にいる難民の人々の生活水準です。
主人公は資産がたくさんあり、水準も豊かであるが
難民の人々はかなり貧しいです。

エンディングのシーンで驚いたのは、有名人が来ている服は
スリランカなど、途上国の工場で作られたことです。
作っているのに関わらず、12時間労働/1日で低賃金(金額は忘れました、、、)
なのは過酷ですね。
そのぐらい貧富の格差が表現された映画でした。

主人公の振る舞いや言葉遣いが、とても傲慢でした。
平気で色んな人にののしったりします。→正直、生意気だなと感じました。

終盤にかけて衝撃的なシーンがあります。
そのシーンは映画を観てください。

興味が湧きましたら、観ていただければ幸いです。

以上です。
これはなかなかの良作!おもしろかった。
一代でファッション帝国を築いた大富豪が主人公。この男が絵に描いたようなクズ、虚栄心の塊のような人物ですさまじい。超ドケチで金儲けのことしか頭にない。他人のことはどうでもよくて、傲岸不遜なサイコパス。クズエピソードの数々に笑うしかない。
そんな男の60歳の誕生日パーティーがメインに描かれるのですが、これまた規格外でめちゃくちゃな内容。振り回される人々がかわいそう。そこに難民問題やスリランカの縫製工場の実態なんかも絡んでくる。
世界の富の大部分は一握りの金持ちが独占していて、発展途上国の労働者は搾取されているという事実は、今更改めて知るような内容ではないかもしれない。この映画を笑い飛ばすのは簡単だけど、自分も安い服を買うしグローバリズムの恩恵を受けているわけで、複雑な気分になる。自分には何ができるかわからないけれど、少なくともこういった問題があることを忘れずに常に意識するようにしよう、そう思いました。
Dantalian

Dantalianの感想・評価

4.0
最後のHowards Endからの引用は謎だった。
誰と誰の連帯なのか?労働者同士の?階級を超えた連帯??
連帯を言えばなんとかなるとでも思っているのか。。。
Sex EducationのOtis役の俳優さんはこういうちょっとサイコな青年役に向いてるよね。。。
ライオンを刺激した自分のためのパーティの花火、自分に複雑な思いを持つ息子がライオンに与えたコカイン、自分が搾取した労働者の娘の行動によって殺されたのだから、全部自業自得なんだよね。。。
seapoint

seapointの感想・評価

2.5
虫の知らせか、この映画を文章にした某書籍を拝読したが、ここに出てくるようなファストファッションではなく、ハイブランドでさせも、例えば最終行程がイタリアならばそこまで別の国で行っていてもタグの表記はmade in Italyとしても良いらしい?本当???

今、ファッション業界で問題の一つに挙がっている第三ヵ国の労働者の労働環境、時間、賃金。驚くほど低い賃金だが、各国の平均賃金と比べるとどうなのだろう。その国の労働法など通していない契約なのだろう。そもそもあるのか。
ただ生産国の労働単価が上がったら、もちろん消費者にしわ寄せが来るはず。3000円のトップスが4000円とか?ファストファッションの売りの一つは低価格であること。そうなると消費威力は確実に低くなる。あるいはセール時でなくては買わないとか。
質は価格と比例する。安かろう、悪かろうはあながち嘘ではない。椀シーズ持てば良いんじゃない?
なぜなら質を上げるなら技術を要するしかない。しっかり学ばなくてはならないし、育成には時間も要する。

あぁ、ファッションは楽しみの要素も入っているはずなのに。
結局の所、リチャードやその取り巻き、はたまた第三国の管理者が甘い汁を吸い上げているのだろう。こういう薄情な人間を巧く演じるよな、S.クーガン。
こういう経営者、才能は大事だし、ジャンルを問わず商売には必要だ。しかし映画とは言えラストはえぐかったなぁ。それでもきっと葬儀で心から泣く人っているのだろうか。息子も結局蛙の子は蛙のようだったし。この業界、この状況当分続くと思う。
ぴぃ

ぴぃの感想・評価

3.6

ストーリーは別として、
ファストファッションの裏側を知るには
見やすい作品だと思う。

個人的にはもっと掘り下げて欲しかったけど、
ブラックコメディだもんね。(思った以上に笑)
この映画は、一種の現実。だけです。
最後のアバで全部持ってかれた。いい曲すぎる
映画ショーとしては望む結末なんだけど、この問題はこの先どう行き着くんだろうね。(と思いながらもH&Mのタンクトップを着ている)

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