吉田ジャスティスカツヲ

タイラー・レイク -命の奪還-の吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

4.1
ん。
オレたちが考えた【現代版のレオンを創りたいんだ‼️】ソコへの意気込みや迫力は申し分なし。
だけれど私には【劇場公開せずにNetflix案件で充分】だと感じました。


クリヘムの「最強」ぶりが全開で発揮され、マイティソーに近いハマリ役です👍
冒頭ではなぜか水中で瞑想するアクアマンのような謎行為に出るものの…
傭兵として指令を下されてからは、王道の肉体派ヒーローとして役割を完徹。

この主人公:タイラー、最大の武器は「瞬発力」。
銃撃や肉弾戦も得意ですが【敵の動向を予知した先手先手の応戦】映画らしい段取りとはいえ豪快そのものですよね🤔

また最近でいうならアトミック・ブロンドも脳裏に甦ります【複雑な建物内で次々と出くわす敵との戦い】に、カーチェイスも含めた10分にもおよぶワンカット(っぺえ)シークエンスは没入感が半端ないですよ😲


しかしながら今作。
【感情面で、どうしてそう行動するの?って説得力に欠ける部分が多々なのです。】

個人的な過去があり、俺がソイツを護るぜ‼️
よし、わかった協力しよう🤝
或いは裏切ろう😒
って観客が登場人物に共感したい部分の描写が、尺の都合からかとにかく弱いよ。


せめてあともう一度だけ、中盤の仮想長回しがクライマックスにあったならば、私の印象にも残ったのですがね…