社会のダストダス

タイラー・レイク -命の奪還-の社会のダストダスのレビュー・感想・評価

3.5
クリス・ヘムズワース主演作初鑑賞。今まで観たことがあったクリヘムの作品は「キャビン」というB級ホラー・コメディのみ。
なんか邦題がダサくないかと思い最初は敬遠していたものの、私も最近はネットフリックスさんと蜜月な関係を築いているので鑑賞した。

数々の戦場を渡り歩いてきた傭兵のタイラー・レイク(クリス・ヘムズワース)は、誘拐されたインドの麻薬王の息子を救出するという任務につく。

凄い。(語彙力低下)
こんな映画が自宅に直送されるなんて有り難いような勿体無いような。

中盤の車に乗ったあたりから、どうやって撮っているのか謎過ぎるカーアクションが始まり、思わず巻き戻して確認してしまった。外から車をカメラで追っていたと思ったら、いつの間にか車内にお邪魔していて凄すぎて意味が分からなかった。

インドの雑多な街中でのアクションシーンも見応えがあった。真剣に殺り合ってる最中、自転車で通りすがるおっさんが居たり、家になだれ込んできた男たちを眺めるおばちゃん。

ストーリーはシンプル・イズ・ザ・ベストといった感じで、説明しすぎないのも良い。クリヘムと登場シーンと最後のシーン、少年の言った「溺れるのは…」の台詞に含みを持たせた多くを語らない硬派なアクション映画だった。

ネトフリに納税してる方にはお勧め