ただひたすらにアクションシーン!
2時間ずっとアクションですが、アイデアが多彩で見ていて全く飽きません!
ダッカというロケーションが最高で、空撮のファーストカットから絶対好きなやつだと確信しました。
彩度が低く、迷路のように入り組んだ都市の中を駆け巡るドキドキ感がすごく好きです。
臨場感のあるカメラワークと開発途上国のカオスな雰囲気も相まって、泥臭さと孤立感ましましの緊迫感にしびれます。
街を舞台装置として最大限生かした中盤の長回しのシーンは緊迫感に息が止まり、FPSのようなカメラワークで、まるで3人目としてタイラーに同行しているかのような錯覚に陥ります!
どうやって撮影したんでしょうかね!?
ストーリーや心理描写はあっさり目ですが、要所要所にタイラーの罪滅ぼし的な心情が現れていて、ラストも好きです。
タイラーは安らかな気持ちになれたのかな...?
どのアクションシーンも見やすく作られているにもかかわらず、作られたもの感がなかったのも引き込まれた要因だと思います。
カットが入るシーンも時間やロケーションの繋がりが意識されていて、臨場感が途切れません!
とにかく緊迫感あって泥臭いアクションが見たい!という方にはおすすめです!