まともじゃないのは君も一緒のかわさきのネタバレレビュー・内容・結末

普通になりたい、まともでいたいと願うのは当たり前のことで、そこからはみ出したら苦しい。自由で居ることが不自由なのは嫌だなと思った。題材としては重くなりがちだけど、面白い場面が多くて楽しく鑑賞できた。
大野はスーツ姿がスマートで素敵なのに、笑い方がめちゃくちゃ面白くて、耐えきれず自分も笑ってしまった！
香住ちゃんが段々恋心を自覚していくところが、見てて甘酸っぱい気持ちになった。
美奈子さんの目の揺れとか、最後の方の咄嗟に大野の演技に付き合うところとか良かったな。あと、改めてすっっっごくお綺麗な方だなって思った。上目遣いされたら私ならあまりの可愛さに白目剥いて倒れる。お願いだからまつ毛分けて欲しい…！
宮本さんは、最初の方に感じたそこはかとない胡散臭さが回収されてうわ……となった。爽やかに見えつつ気持ち悪いってのを出せるのが凄いなと思った。
物語を自然で挟んでいるからか、爽やかな印象を抱いた。人生に疲れたら観たくなるような映画だと思う。
最後に流れる「君と僕のうた」がとってもとっても良かった…！映画を観る前から聴いていたけど、映画の最後に聴くのは格別だった。自然の中に居て風に吹かれたみたいで、心が浄化された気がする。