【それはどういう感情?】
秋の夜長に軽めの邦画でも見ようとしたら、こりゃどえらい掘り出しもんでした。かなりの良作。
エンドロール中の気分は『百円の恋』のと似てて。
メインのキャラクターがみんな愛すべき人たちで、みんなの幸せを願いたくなる(一人を除いて)
清原果耶さんについては私、3月のライオンでも「末恐ろしい女優さん」と書いたのですが、正直ここまでお芝居で圧倒させられる若手女優さんって今までいなかったなと思います。
どんな役者さんでも過去の役の残滓のようなものやその人そのものから滲み出るオリジナリティ(癖というのかな)が多かれ少なかれ共通項として表れるのが「普通」だと思うのですが、清原さんって今のところそれが全くと言っていいほどないんですね。おかえりモネも、よだかも、俺の話は長いも、今作も全部高校生なのに顔が似てるだけの全くの別人に見える。月並みなことしか言えなくて悔しいんですけど本当に凄いです。
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