容姿は良いが理系ガリ勉なだけに"普通"に
少し馴染めない塾講師と
高3ながらに世の中を少し達観しているが"好き"になるのがわからない少女の
ちょっとチグハグで、頑な。けど憎めない群像劇
邦画の良さが爆発してる。台詞が多めで偏屈。
狭い部分を深く掘り下げていながら
より"普通"的なテーマを取り上げている。
見てられないナンパ、
成り立たない会話の数々
ウィットに富んだ、とは
この事を指し示すかのよう。
誰がどう見たら、どうしたら、どうすれば
普通なのか?
" 普通 "を演じるのが上手い女子高生と
" 普通 "を演じようとする理系青年の
「まとも(普通)じゃないのは君も一緒」と
投げかけ自然に共感できるよう描かれていました