これは傑作!!
まずインパクトがあったのはジョーの母親役のアシュレイ・ジャッドの美しさなんですけど、ドラマの中盤で予期せぬ事故が…。辛過ぎる!この映画は辛過ぎる~!!
ところが、そんな辛い状況にあっても、ジョーとサイモンの友情は変わらないし、サイモンは、「自分は神様の道具であり、いつか役に立つときが来るという神様の計画がある」と健気に信じつづける。その姿がまた泣けるのです。そしてまたまた予期せぬ事故が起き、サイモンはついに自分の使命を果たして英雄となる。もう、どこまで泣かすんだ…。
なにげにベン(オリヴァー・プラット)の存在がとてもいい。フィアンセが亡くなったあともサイモンとジョーを支え続ける。バス事故でジョーとサイモンを助けたのも彼だし、最後には天涯孤独になったジョーを養子に迎える。多くの辛い経験をしたジョーは立派な青年(これが本作の語り手であるジム・キャリー)になったし、この悲しい物語が彼の存在でずいぶん救われているように思います。
傑作ですな。