このレビューはネタバレを含みます
25年行方不明だった娘が帰ってくる家族の話。
所謂、ホームインベージョン型のサスペンス映画で、韓国版『ザ・ゲスト』って感じの作品かな。
出来の良い妹に両親が懐柔されてしまったり、主人公が家族内で孤立していったりと、ジャンルのお約束はきちんと守られてる印象を受けました。
それに加えて、宗教の要素が入って来るのが韓国らしいなと思ったし、ダメ親父の成長物語としても見れるので、まぁまぁ面白かったですよ。
ただ、個人的には、そこまで驚きはなかったというか、もう一捻り、二捻り欲しかったかな~と。
ちょっと型にハマり過ぎていて展開が読めてしまうし、カルト団体が子供を欲しがる理由やDNAの件など、モヤモヤが残るのも残念でした。
まぁ、良くも悪くもジャンル映画らしい作品なので、気軽に見る分には楽しめる作品でしょう。