かんD

砕け散るところを見せてあげるのかんDのレビュー・感想・評価

4.8
18本目(オンライン試写にて)

ごく普通の少年が、<学校一嫌われ者>の少女を助けた事から始まる物語。

最初はなんだか面白そうなタイトルだな、位の気持ちだったのですが観ている内に段々映画に引き込まれて行きました。

序盤は清澄と玻璃ちゃんのやり取りにキュンキュンさせられます。
なんならこのまま2人の青春をずっと見ていたい…!とすら思えました。
しかし中盤以降に玻璃の父親が出てくる辺りから雲行きが怪しくなってくる…。
なんだか嫌な空気がどんどん場に溜まっていく様に。

その後の展開は是非自身の目で見て頂きたいですね。

石井杏奈さん演じる玻璃ちゃんが中川大志さん演じる清澄に出会い希望に満ち溢れて変わっていく様はたまりませんでした、めちゃくちゃ可愛い。

中川大志さんの不器用でいてまっすぐなヒーロー感もとても良かったです。
ああ、これがイケメンかと。

反対にイジメの描写が結構陰湿なので見てて辛かったですね。
イジメる側の「ギャグじゃん」という言葉、はらわた煮えくりかえるかと思いましたよ。

あとエンドロール直前のシーン、最高にキュンキュンしますよ、心臓爆発するかと思った!

最後に個人的ベスト脇役を!
松井愛莉さんと清原伽耶さん演じる尾崎姉妹!
2人が清澄に接するシーンが最高of最高でした!

4月公開の際には映画館でもう一度見ようと思います。
かんD

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