ゆみモン

砕け散るところを見せてあげるのゆみモンのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

はじめは、いじめ・友情・恋愛…を主とした青春映画だと思って観ていた。
登場人物たちが皆微笑ましく、爽やかな感じだと思っていたら、だんだん不穏な空気が流れてきて…。

玻璃の家庭の闇は想像出来たが、あそこまでとは…。父親役の堤真一の狂気が凄まじい。
その辺りからホラーっぽくもなっていく。
あんなにやられたら、清澄も玻璃も生きているはずがないのに、助かってしまうところがリアリティに欠ける。しかし、助からないと物語が続かない。

清澄と(生まれ変わった)玻璃は再会し新しい家庭を築く。この辺りも単純で出来過ぎだが…。
そして、清澄もまた、自分の亡き父と同じように、、子どもの誕生を待たずにヒーローとなって人を救助して死んでしまう。

UFOの件は必要か?と思った。