ヴァカンスという普段の人生から切り離された特別な時間と空間と人間の記録。
登場人物たちの人生がたまたまその場所で重なって、劇的なことが起きるわけでもなく、もしかしたら人物たちの人生の今後に影響を与えるような出来事は何も起きていなかったかもしれないけど、間違いなく人物たちの記憶に残り続ける時間の記録だと感じた。
ヴァカンスという舞台で、出会いがあってもすぐに別れが約束されてて、その制約みたいな時間の中での微妙なすれ違いとかやりとりがすごく素敵なものに思える。
映画における人物たちの変化は本当に些細なことで、それがすごく映画的。映画だなあと思う。