実話を基にしたネトフリオリジナル作品。
仲間たちとダンスをして毎日フラフラしてるアシフ。
独学でダンサーを目指す生真面目な大学生ニシュ。
海外からやってきた超絶短気なバレエ講師サウルに見出され、スラムから抜け出そうともがく2人のストーリー。
貧困や宗教によって、才能の芽を摘まれそうになる子供たち。
インドの社会問題も描かれている。
彼らがスラムを抜け出すには簡単じゃなくて。
大人の手助けが必要な現実を突きつけられる。
そのうえで、スポ根もの、家族愛、そして師弟愛が描かれていて泣ける。
正反対の性格の2人が、いがみ合いながらも友情を育んでいくのも素敵。
主人公達がダンサーなので、インド映画ならではのダンスもストーリーに上手く組み込まれてる。
バレエだけでなく、ブレイクダンスやコンテンポラリーなど色んなダンスあり。
ちなみにニシュは本人が演じてる。
アシフは俳優が演じてるんだけど、元々ダンスの経験があるらしく、体型も含めて説得力あり。
サウル役のジュリアン・サンズ歳取ったなぁ。
2時間未満で観られるし、良い意味でインド映画っぽくない。
インド映画が気になるけど、手を出しづらいという初心者さんにもオススメ出来る良作。