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相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜のおーつのレビュー・感想・評価

4.5
ドラマの劇場版のあるべき姿!!
映画好きの人でドラマの劇場版をなめてる方いますよね?
その気持ちもわかります。が、この作品は度肝抜かれますよ。

劇場版がつまらないとされる理由は、
1.派手な演出、展開が増えただけ
2.舞台が海外になっただけ
この2つに当てはまるからです。

この2作目、
とんでもない内容です笑
まずタイトルにも入ってる警視庁占拠。冒頭であっさり犯人射殺の形で終わります。

ただし、
もみ合いになって犯人の銃で撃ったのは、人質になっていた"官僚の誰か"なんです。

そこで疑問になるのは
「誰が撃ったのか?」
「なぜ撃ったのか?」
そして、
『そもそも犯人の狙いは何だったのか?』

この疑問を解決するために主役である特命係の二人が動くのですが、史上最大の敵、しかも身内の「官僚」が敵になるのです。

そして彼らが官僚のブラックな部分を明るみにしていくと、

シーズン1から描かれていた警視庁vs警察庁の内部対立が激化します。

そしてさらに、
シーズン1からの人物、小野田官房長。彼はドラマの方で、防衛庁から防衛省へと格上げされた事を嫌っていたりしました。
彼の野望も見えてきます。

そしてドラマでも不透明な存在として描かれた公安。彼らについても冷戦時代から9.11以降の在り方などなど、

とにかくこれまで溜まりに溜まってきたストレスが
この作品で弾けるんです。

そしてこれがまた難しい!!笑
私は一度みただけじゃ理解できなかった。
でも変に派手な演出をする劇場版に比べれば全然良い。

そして「劇場版から観ても面白い!」なんて薄い作品じゃぁありません。完全に『一見さんお断り』です。

じゃあ過去作全部みろとは言いません。
いまやっているシーズン14。
相棒が反町隆史に変わってから毎回のクオリティがかなり高くなっています。
たぶん反町版の劇場版も作られると思うので、ぜひドラマから観てみましょう!

毎週水曜日テレビ朝日系
午後9時からです!!!