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Hope(英題)のnoborushのネタバレレビュー・内容・結末

Hope(英題)(2019年製作の映画)
3.2

このレビューはネタバレを含みます

Håp/Hope 2019年作品
6.5/10
マリア・ソダール監督
アンドレア・ブライン・フーヴィグ
ステラン・スカルスガルド
長年事実婚だった二人。乳癌の脳転移に妻がなってしまい、
治療を探して奔走する。そして、外科手術前に結婚式を挙げることに。
北欧映画なのだが、夫(スカルスガルド)は家に帰ったり帰らなかったりで
自由にやっていて、家のことは総て妻に任せている。
我々日本の男は散々北欧では男女がともに家庭のことにコミットしていると
言われ続けているわけで、そんなことはないのだと言うことをこの映画は
おしえてくれた。そうした状況に対しても諦めの気持ちで妻は受け入れていて、
日本の女性(自分の周りだけ?)のように、ひたすらパートナーに
義務感罪悪感を植え続けることにはなっていない。
また脳腫瘍発見後の医療サイドの対応についても、当初は酷いもので、
最終的に治療にこぎつけるが、これまた日本の医療レベルより低いと
言わざるを得ない。
というわけで、北欧好きの出羽守は本作をみてどう感じるのか興味がある。
投げっぱなしのラストは無責任だが、こうするとしか無かったとも言える。
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