砂糖

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46の砂糖のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます



欅坂46結成から二期が入る辺りまでをリアルタイムで追い続け、推しの卒業までを経験した身です。
1番最初のクレジットの段階から泣いてしまって、本編中3分の2は泣きながら観ました。

以下めちゃくちゃに気持ち悪い個人的な感想です。

映画館のあのスクリーンで観る欅のパフォーマンスのかっこよさに泣いたり、懐かしさに泣いたり、初めて行ったライブでの推しのパフォーマンスが映って泣いたり、散々泣いたのですが、
これがもう戻らない、後には何も続かない、終わってしまったアイドルグループの話なんだと思って観ていたからこんなにずっと泣けてしまったんだと思います。
NMBや乃木坂のドキュメンタリーも観ましたが、あれらは「これからも続いていくアイドルグループを現在地から振り返る」ものであったのに、
欅坂46はもう「欅坂46」には戻れないんだとひしひしと感じてしまいました。

虹花ちゃんの「一歩踏み外したらみんなで落ちてしまいそう」という言葉が、ずっと刺さって抜けません。
みーちゃんのセゾンに賭ける想いの深さが泣けて仕方なかったです。
ゆっかーやあかねんがとても慎重に言葉を選んでいる姿が苦しかったです。
理佐が「ゆっくり休んでほしい」と言ったことにとても優しさを感じました。

きっとこれからも、今残っているメンバーが始める新グループのことを応援していくんだろうけど、
それでもこの子たちはきっと「天才ではない自分」や「天才になれなかった自分」と戦い続けていくんだと思うと、本当につらいです。
砂糖

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