風の吸血鬼

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46の風の吸血鬼のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「欅坂って、闇を表現した画期的なアイドルだなぁ~。さすが秋元康!」というのが印象でした。嫌いでもないしファンでもないし、ただ家族に付き合うまま鑑賞したら、、、

「か、彼女達はプロフェッショナルだ!平手ちゃんは現代の尾崎豊だ!!」
と興奮してました!そんな自分に家族は若干引いてました(笑)

デビューからの軌跡をドキュメンタリーとして撮影していたわけですが、とにもかくにも平手ちゃんの宇宙に入り込むような感覚?が痛々しかった、ただそのぶん心が美しいとも思った。
曲の持つパワーを具現化するため、「自我」を殺し、己の闇に溶け込む平手ちゃんのパフォーマンスは神がかってます!
映画では、活動期間中何度も体調不良や自信喪失に襲われたとのことですが、闇や孤独に身を置いてますもんそりゃそうですよ…悲

我々は人生掛けて光の眩しさや闇の深さを学んでいくのだと思われますが、ふつーの学生だった平手さんに、たった数分で人生の「光闇」を表現するのは凄まじく荷が重かったはず。
よくやってのけましたよ!
スゴすぎる!!!

とにかく欅で闇を表現してくれたから、今後は光を表現して欲しい。欅の皆さん、一旦お疲れ様です。脱退・卒業した方々もお疲れ様です。

今回ドキュメンタリーを拝見させてもらって感じたことは、欅坂のパフォーマンス=尾崎豊的パワーw
熱い!熱すぎる!
常々尾崎豊再来を願ってましたが、身近に居ましたよw

最後に、
ある意味ファンもついていけないくらい欅坂を突っ走って突っ走った彼女達。
カッコいい。
ファンではなかった自分でも、
熱い気持ちになれました。
「不協和音」は生涯ベストに入る曲になりました。というかまだ不協和音しか知らないですが…
欅坂46ありがとう。

この映画は人の感情を揺さぶってきます。人生どうしたらいいか分からない若者達に特に響くと思う。
何かきっかけがあって鑑賞する機会ができた時は、是非とも観てほしい。
誘われて行っただけの映画でしたが、私にとって素晴らしい出逢いになりましたから
( ^ω^ )
風の吸血鬼

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