白川輝子

大怪獣のあとしまつの白川輝子のレビュー・感想・評価

大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)
1.6
クソ映画は好きだけどうんこ映画は嫌い

中学生が設定を考えて、大学生が提出期限の前日に徹夜して仕上げた映画を、クソ寒いギャグが大好きな教授が添削して、修正したみたいなゴミ映画。

セリフ自体も言い回しも間もオチもカス。
1分1秒ボケとクソ寒いノリを重ねるのに話が進んでいく事に3秒前のボケは忘れるくらい印象にすら残らないしつまらないし、クソ映画でも愛されるべきポイントは愛されて語り継がれるんだけどこれは全くない。

1ギャグ、2ギャグ、面白ポイント(クソ寒)を重ねる毎に何を観てるのか迷子になるし観る気が無くなる。

「家具屋の家具を実際の部屋に置いたら大きかったみたいな感じだな」じゃねぇ、つまらん。

「怪獣をしまつ」することがメインじゃなかったとして、怪獣の死体が残った後の世界のてんやわんやを描くのも、特務隊だとか、怪獣の死体処理のプロだとかキャラクターの設定自体は良いとしても動き出した途端に「コレジャナイ感」が全速力で俺の腹をぶん殴って来るから観れない。

コマーシャルでやる程度のクソ寒いノリを永遠に続けてる、トイレのCMを総集編にして1時間50分で映画にしたってこと?
にしたってつまらんのだが…

結局ストーリーが全く分からない、作戦の内容も失敗なのか成功なのかも分からん、キャラの感情も分からん。
半額でも二度と映画を作ろうとするな。

何観てんだかわかんねぇ。
白川輝子

白川輝子