t

日本侠客伝 関東篇のtのレビュー・感想・評価

日本侠客伝 関東篇(1965年製作の映画)
4.1
築地の魚河岸に寄ってたら船に乗り遅れて、ついでに働いてみるというお茶目な健さん。本作では鶴田浩二がとりわけ格好良く、北島三郎(役名もサブちゃん)の歌を肴に酒を呑むシーンとかラストとか痺れる。喧嘩から屋台に戻るまでをワンカットで見せるのも良い。
少人数で宿敵の居場所に討ち入るというクリシェは勿論、並行して大勢の大乱闘も始まり嬉しくなる。加えて料亭などの空間の捉え方、照明もやはり素晴らしい。
ここでも花火と着物の主題が顔を覗かせる。富司純子の口紅がやたらピンクで気になる。
t

t