突然行方不明になった息子。
同時期に起こった同級生の殺害事件。
そして息子はその容疑者に。
果たして息子は本当に殺人犯なのか。
それとも被害者なのか。
父と母、妹の苦悩が始まる…。
劇中に出て来た祖母の言葉が心に残る。
「何があっても受け止めてあげなさい」
「何がどうなっても守る覚悟をしなさい」
そう。
覚悟さえあれば、人生怖いものはない。
親子の絆の深さを描いた良作だった。
思春期の子を持つ親として、色々と考えさせられた。
子供には子供の人生がある。
子供は決して親の所有物ではない。
たとえ親が望むように子供が成長しなくても、子供の考えを尊重し、見守り、受け止めてあげたい。
子供を育てるということは、覚悟を決めるということ。
そう。
子供を信じることが出来るのは、親しかいないのだから。
