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望みのIPPOのレビュー・感想・評価

望み(2020年製作の映画)
2.4
微妙オブ微妙。
ヒューマンでもサスペンスでも家族愛でも偏向報道の犠牲についても全て微妙。
堤幸彦監督の映画は豪華俳優を集めたSPドラマレベルだなといつも思う。この方は映画で人間ドラマをやりたがるけどもうやめたら?と思う。SPEC的なのをやり続けたら良いと思う。

そもそも
韓国映画を見過ぎで、母親の子供を思う演技が格段に弱く感じる。リアリティが無い。
石田ゆり子も堤真一も演技上手いはずなのにな…。松田翔太の記者の役、何あれ?寒いよ。全然ハマってなくて。なんかみんなこの作品に関わって損してません?って感じた。

焼き直しの既視感ばかりの内容。敢えてこういうストーリーをわざわざ映画化する意義が全く伝わらない。日本映画で散々似たような作品あったと思うがなぜ今これ?と言う印象。

旬の岡田健史の活躍を期待したのに、あの役は岡田健史じゃなくても無名な新人でも成り立つだろう。

韓国映画のエモーションに比べたら月とスッポンのような作品でした。涙
監督は満足しただろうが、本作で演技の株を上げた役者はおらん。
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