望みの作品情報・感想・評価

上映館(350館)

「望み」に投稿された感想・評価

ジョー

ジョーの感想・評価

3.2

このレビューはネタバレを含みます

「あんないい子が」

高校生が殺された事件。関わっているのは被害者含めて4人。主人公一家、長男のタダシはその加害者、もしくはもうひとりの被害者である。
残された一家に降りかかる不幸を事細かに描く。

劇中でタダシに対して、身内から「あんないい子が」というセリフが出てくる。
物語が始まってから事件が起きるまで、一度もいい子の描写がされてない。
その事によって1mmもタダシには感情移入出来ないように設計されている。


思いを重ね合わせるのは家族の方。

もし兄が加害者として生きているなら、自分の人生は狂ってしまうので死んでしまっていたほうがいいという妹。

息子の責任は親の責任だと言って、残された家族を社会の厳しい視線からなんとか守ろうとする父。

どんな形でも帰ってきて欲しい、犯罪者だとしても家族を失うことは耐えられないとヒステリックになる母。

どちらに転んでも最悪。
明らかにされない真実を巡って全員が狂っていく。
知らないのなら言葉に出してはいけない。
知ってから取り返せるものと、そうでないものがある。
人の死は明らかに後者だ。
りん

りんの感想・評価

5.0
家族の葛藤に胸が苦しくなった。
臨場感が伝わる作品で人間の感情に揺さぶられた。
さやか

さやかの感想・評価

3.7
原作読んでたから見に行こうと思って行った

読んだ時にも色々考えさせられたけど
犯罪者でも生きていてほしいのか
犯罪者だとしたら被害者で居てほしいのか
子供が居ないから親の気持ちが分からんけど
どっちであっても苦しい話なぁと思わされる

石田ゆり子疲れてる役のせいか老けて見えた


観る人が何を求めるかによって満足度が変わると思った。
個人的にはもっと捻りが欲しかった。
息子が犯罪者か被害者かという親の葛藤は繊細に描かれていた。
masashi

masashiの感想・評価

3.8
石田ゆり子、流石です!
良い演技でした。
観るか直前まで迷って結局鑑賞。率直な意見として、観てよかった…。観た直後より、少し経ってからフツフツといろいろな感情が込み上げてきました。
とにかく息子の消息が分かるまでの家族の気持ちになると苦しくて苦しくて、 。犯人だとしたら一生後ろ指を刺されて生きるわけだし、被害者だとしたら大切な家族を失うわけで。母はみやびちゃんに「あなたも家族なんだから、覚悟しなさい。」と言うけれど、父は「みやびはみやびだ。」と言ってくれる。どちらも正しくて、どちらの気持ちもわかるからこそ辛くて。、最後の結末が分かったときには涙が溢れ出ました。
堤真一さんと清原果耶さんのお芝居がバツグンによくて、感情が揺さぶられまくりでした。
そして、将来自分が結婚して子供を産むなら、母になるなら、覚悟を持たなければいけないんだなと。子どもが欲しいと安易に考えて無責任な親になってしまわないようにしなければと。自分の考えていた将来に覚悟が生まれた作品でもありました。
まろ

まろの感想・評価

4.0
母親の気持ちの葛藤。
父親の信じたいという気持ち。

結果息子に救われる切なさ。

森山直太朗さんのエンディング曲、すごくよかった。
R

Rの感想・評価

5.0
見終わった後にすごい心に残る感じがあった。
kinalien

kinalienの感想・評価

3.1
この手のストレートなサスペンス映画は映画館で初めて観たから新鮮だった〜
 
ストーリーにそこまでひねりがないのでインパクトに欠けるものの、撮り方や俳優の演技で各々の心情、“望み”を現実的に描いている。それだけでちゃんと成り立っているのはすごいと思う。 
Minori

Minoriの感想・評価

4.9
2時間でたった数日間を描くストーリー構成やカメラワークから、怖いくらい無意識に自分が映画の中の家族の一員になったように感じました。

お兄ちゃんが嫌いな訳ではない、でも「加害者の家族」というレッテルが死ぬまでつきまとう。それなら、最後まで優しいお兄ちゃんであって欲しい、という望み。「誰も守ってくれない」を最近見たばかりだったので、清原伽耶さん演じる妹の気持ちが痛いほどよくわかりました。
でも、何を失ってもいい、命さえあれば、、生きていれさえすれば何とでもなる、だから生きていて。と願う母の望みもわかる。

どちらの結果になっても、最悪ではある。ただ、その最悪の結果の意味は大きく異なる。だからこそ自分はどちらの立場だろうか、とストーリーが展開するたびに悩みました。

石田ゆり子さん演じる母親の"望み"はあるわ。のセリフが印象的でした。この映画で、兄を含め登場人物がそれぞれに抱く望み。互いの望みが一つに繋がったラストは涙が止まりませんでした。
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