望みの作品情報・感想・評価

複雑な気持ちになった
見て良かったと思える作品だった

辛すぎる……

バッドエンドしか見えない結末、どっちにも転ばないで欲しい。

殺人犯でも被害者でも苦しすぎる現実、信じたい気持ちと無事を祈る気持ち…

面白そうだなと軽い気持ちで見たけど、体中の水分が抜けるほど号泣した。家族それぞれの葛藤と、彼のことを思うがゆえの気持ちの交錯… 前半も苦しいのに、後半はさらに紐解かれてあらわになる現実が残酷すぎて、心がひたすらに苦しかった。マスコミはあれでも大袈裟じゃないと思う。私は学生なので清原果耶ちゃんと同じ立場になったら、なんで巻き込まれなきゃいけないのって思ってしまうだろうなぁ。子供がいらっしゃる方はまた違う見方ができると思う。

被害者になっても加害者になっても地獄、バッドエンド… でも信じることと家族の愛を知ることが出来る。スッキリ終わるのも良かった。

記録

開始5分くらいで絶望的な気持ちになってそれがほぼ最後まで続いた。家族の絆とか親が子を信じる気持ちとかテーマは分かりやすいんだけど、観てて辛すぎる。

どれも愛が故に

2020-181-163-018
2020.10.11 TC日比谷 Scr.5

・人間を描く
・どれも愛には違いないのに
・ただ

本作みたいに、人間の
極限の心理
善とは何か悪とは何か
理性と本能の在り方
究極の選択
そういったものを描いている(と思われる)作品は観たいと思っちゃいます。
(^_^)

なので本作を観に行くのは既定路線だった訳ですが、それでも
日曜の夜に観るのはなんだかな～
(￣▽￣;)
なんて少し逡巡しながら鑑賞(笑)

選りすぐられたキャスト
創り込まれた脚本

父の願い
母の想い
妹の迷い
どれも愛には違いないのに
だけど、求めるものは異なってしまう
。・゜゜(ノД`)

そして世間やマスコミの非常さ

見応えのある作品でした。
色々考えさせられました。
(^_^)

ただ
何て言うか

結構色々盛り込んであって
上手に纏まりすぎてて
・・・そう、そつなく纏まっている印象になってしまっていたかと。

そんな感じは、
個人的な好みとしては少し残念でした。

加害者と被害者の葛藤

2020年で１番泣いた映画。
とても引き込まれた。
映画館で嗚咽を堪えながら観た。

辛く、悲しく、切なかった。
周囲の人間に対して酷いと感じるシーンが続く。
でもその周囲の反応はリアルなんだと思う。

結末は最後まで分からなかった。
家族一人一人に共感できたわけではないが、
それぞれの気持ちがとても伝わってきて苦しかった。
キャストの演技力が素晴らしい。

観賞後何日間か頭から離れなかった。
とても良い映画で、周りにも薦めたいし観て欲しい。