ドント・ルック・アップのブルーピルのネタバレレビュー・内容・結末

ディープインパクトにコメディを足したような話。リアリストが見たら終始ストーリーに突っ込みをいれそうだが、そういった部分はこの作品の主旨じゃないと最後まで見れば分かる(最後まで見なくても)。

彗星が降ってくる事に対して具体的な対策については、なんとなくそれっぽい感じで描いてるが、実際はその現実に直面した主人公・人々がどう動いて、どう振り回されるのか。そういった人間模様が描かれている。

観てて面白いと感じた事は、政府や世界が対策を講じ、その結果として、全て失敗に終わったとしたら、自分もこの映画に出てきた慌てふためく民衆の1人と同じような事をしてるかもしれない、と思えた。

なんとなくそう思える映画だった。
バッドエンドは嫌いだが、この映画の主人公の結末は嫌いじゃない。決して思い通りにいかなかったのに、なぜなのか。