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ドント・ルック・アップのreifのネタバレレビュー・内容・結末

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

シャ、ラ、メ、に後光が差しています。芳しい。今ちょっと世界最高と断ずる。学校がイヤな逃避で「死ぬまでに古典マンガを読む」運動をしており、読みました『ガラスの仮面』49 巻(続刊中)。「舞台あらし」よシャラメは。目が離せない。
過去その輝ける地位を占めたことのある(『タイタニック』で)ディカプリオとの共演なわけです。わたくしディカプリオには厳しい態度を取る者ですが、どうして「普通のおじさん」なんて不可能にチャレンジするのさ? 冴えなさ、情けなさがディカプリオの落日に見える演出なの? マゾなの? ケイト・ブランシェット様の「我の無さ」が役者の格でしょうよ。ディカプリオはディカプリオにしか見えないんだよ。
話は全体にブラックなので好みではない、嫌な気持ちにさせられる笑いは御免だ。皮肉はキライだ。地球が絶滅してスカッとする映画を見て楽しめない。わたしは既に十分怒っている人なので訴求先ではない。怒るべき人々に届けるのにこれが適切なのかもわからない。アリアナ・グランデちゃんの歌なら届くかもなあ。あれはよかった。Yes, 怒る時は上を向いてな。

いちばん好きなのはバッシュのピーター。新しい形のヒールは見事でした。もっと金と権力に群がる人々をあしらうシーンが見たかったですね。人でなしラブ
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