しろみさかな

ドント・ルック・アップのしろみさかなのネタバレレビュー・内容・結末

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

こういう地球滅亡系の映画って、めっちゃシリアスでハートフルなものが多いイメージですが、ちょっとクスッと笑えるようなコメディで見やすくてよかったです。ジェニファーローレンスの顔芸、最高でした…。とにかく出ている俳優陣が豪華で安心して見てられるし、言うことなし!です。
映画を見ながら、半年後に地球が滅亡します!って言われたら、自分だったらどうなるかな〜と考えていました。よくある何とかの占いの地球が滅亡します〜みたいに、信じないかもしれないなぁと思いました。それこそ中学生くらいの頃、20何十年に隕石が地球に衝突する可能性があるっていうニュースかネットの記事を見て、震え上がった記憶があります。なんかよくわからんけどめちゃくちゃ悲しいし怖いなあって。実際そんなことなく生きている日々なんですけどね(笑)
ラストは生き残る船に乗るか、みんなで死ぬかという究極の選択になりました。生き残りたいっていう人の本能もわかるし、みんなで死んだら怖くない!っていう気持ちもどっちもわかりますね…なんなら残されたくないなってわたしは思っちゃいました。生き残りの船はまるでノアの方舟のようでしたが、ラストのメリル・ストリープにも笑ってしまいました…。
この映画はアメリカでの出来事なので、アメリカらしさがふんだんに描かれているなって思いました。し、ヒーローを作り上げることで国民感情を支えるあたり、とてもアメリカらしさへのアイロニーに感じました。最初は滅亡を信じないあたりも、陽気なアメリカ人ぽいな〜なんて思ったりもしました。
大好きなケイトブランシェット…安定の悪い女で最高です。アホっぽい安っぽい女の雰囲気もよく出ていて、さすがやなって思いました。それからディカプリオはもう安定安心ですわ…今回も馬鹿叫んでましたね(笑)むしろ叫んでくれないと、安心できないのです(笑)是非安心安定のディカプリオを見たい方はオススメです。
余談、ネトフリでしか見れないのはちと残念ですね…
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