賢太郎

ドント・ルック・アップの賢太郎のレビュー・感想・評価

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)
4.0
ディザスター系ムービーの中でも異色作だと思っています。年末に見た記憶で備忘録的に記載。うん、確かに覚えてる笑。

「馬鹿は死んでも治らない」とはまさにこのことなんじゃないかってくらいヤキモキさせられます笑。皮肉が効いていてブラックユーモア的な仕上がりはアメリカって感じがしてかなり好きでした。

だいたいこういう作品って確かに大統領が意固地だったりとか必ず邪魔してくる人がいたりしますが、主人公軍団はなんとか助かる為に独自の方法を編み出してヒーローになる!みたいなそういう王道な展開になると思うんですよね。
でもこの作品だと1人1人の中のあくまで一部的な扱いにディカプリオもなっている気がしました。そういう意味で全員登場人物の扱いに濃淡が無い。死ぬ時は確かに国を率いる代表も、自分も関係なく等しく平等なんだな〜と。そう考えたところで何かが変わる訳では無いのであくまで娯楽作品として、社会風刺的描写を楽しみながら観る作品という感じで僕の解釈は落ち着きました笑。
賢太郎

賢太郎