Aoi

アミナの運命のAoiのレビュー・感想・評価

アミナの運命(2018年製作の映画)
3.8
最初と最後のシーンは、ガーナの田舎のシーンで終わるんだけど、最初すごくネガティブに見えてた田舎のシーンが最後は温もりを感じられるシーンになっていた。

この映画、見ていて、やるせなさがいっぱいだった。お金がないと、心までも貧乏になっちゃう所が辛くて辛くて。娼婦って、絶対にいなくならないだろうなって思ったりもした。

結局どうすることもできなくて、日々切り詰められながら、生きていくしかないんだなって思ってしまう。

マクロ的な世界のトレンドで、例えば人口増で農地一人当たりの土地が減ってるとか、ガーナ経済が下降傾向にあるとかの状況だと、
絶対どこかで、いつもの生活がさらに切り詰められて、手を出しちゃいけない職業に手を染めて、みたいな流れ増えるんだろうなって思ったら、ただただやるせなかった。
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