【終わることのない負の連鎖】
ロンドンの南東部に育った親友同士がギャングの抗争に巻き込まれていく悲劇を描いた作品。
監督本人の体験を元にしたというだけあって、ギャングたちの描写はかなりリアルでした。
結局、暴力でしか解決することが出来ないという思考が幼いころに刷り込まれてしまっているのでしょうね。
それを変えるのは子供達には無理な話なので、彼らを育てる地域や国、大人たちが取り組まないといけません。
想像したより重いストーリーで救いもないのですが、ナレーション代わりのラップが妙に印象的でした。
いろんなことが生まれた場所である程度決まってしまう現実。