20代最後に観た映画。30歳なっちゃった。
なんかマイノリティになると生きていくって本当に難しいなぁ。
他人事ではないというか。必ず社会のどこかはグレーに支えられてるところがあると思っていて。本当は責任をおって整えるべきところを誰もやらないからやってる人達(劇中にもあるようにそれが善意によるとは限らないのが問題でもあるけど)がいて、確かにそこでないと助からない人がいるということを理解したうえで責任を取らず白か黒かにわけて抹消するのは誰かの生を脅かすことにもなり得て。簡単な話ではないしだからこそきちんと調べて話して決定していく必要のあることなんだけど。それがまた面倒くさく難しいのも民主主義政府って感じで。なんかやるせない気持ちになる。
15年やってきて調査が入って認可おりるまで6年だよ。
実際に詐欺とかではなく善意で動いてくれてる人は本当に気持ちだけでやってくれてるんだろうし崩れないでね…と画面を見ることしかできないんだけど。うーん。なんか本当にみんながもっと生きやすくなったらいいのにね。理想論だけど。
冷蔵庫工場のおじちゃんもちゃんと検討してくれるの人間と人間の対話って感じでよかった。
ざっくり感想だけど30代もっとちゃんと善くありたいと漠然と思った。善くあろうとして車椅子の人にセクハラにあったこともあるけど。なんかなぁ。模索し続けたい。
