実話を基にしたヒューマン作品。
どの施設も受け入れないような重症の自閉症の子供たちを受け入れる施設を営む男性と、彼の友人でドロップアウトした若者たちを更生させる学校を運営している男性が主人公。
「彼らは仕事ではなく『信念』に突き動かされて行動している」といった感じのセリフが私の心に突き刺さった。
最近の私は自分のことばかり考えてしまっていたので、すごく痛いところを突かれた気がした。
特定の感動シーンというのはほとんどないが、ふと見せる子供たちの表情や彼らが子供たちや若者たちと真摯に向き合う姿、何気ないセリフなどの積み重ねにより、涙なしには見られない。
心が洗われるような作品が見たい、自分の生きる意味を見出したいと思う方にオススメの一作。
