悪霊との喧嘩は悪霊付きに任せよ
H.P.ラブクラフトの要素を借入しておきながらダークヒーロー的なのにファンタジーに欠ける殴り合いメキシカン・エクソシスト
※や、なんとか面白そうに表現させてもらったけど、本当に大したことないから！見るなよ、見るなよ！？（弱グロ注
いやぁ、久々にNetflixプレゼンツ（輸入品）のやれやれ感のある映画に出会えて、忘れかけておりました。最近のNetflix映画は当たり率とは言わないまでも、きちんと映画していたと（笑）
話は凄くコミックテイストのエクソシストストーリーなんですよね。目真っ黒系のドラマで言うと『スーパーナチュラル』、映画と言うと『コンスタンティン』みたいな悪魔（悪霊）を祝詞や文言ではなく力技（物理）で退けようとするもの。
と言うと興味を持たれるかも知れませんが、なんてことはありません、少しもアクションフルではなくプロレス技かけあうかのような絡み合いです（笑）
主人公の成り立ちなんかはOPで悲劇&多少の衝撃で興味深さはあったりするんですが、なんとも構成が中途半端で回想を最後まで引っ張るし、相棒であるヤク中牧師共にバックグラウンドが全然語られることなく、とにかく人間関係が説明不足で"薄っぺらい"…本来ならドラマ枠で膨らませるような内容の話なんですよね。それでも映画内で纏めるにはどうしても脚本の力量が足りなかった…
というか主人公、本編の9割藻掻いてるか人間襲ってるかのほぼ満身創痍なんですけど！？
ハッキリ言えば、全登場人物の言動理解不能is「B級映画」としか言いようのない内容になってしまってますw
グロさとカラスのCGに力を発揮する前に映画としての基盤に力を入れてくださいw
