このレビューはネタバレを含みます
「ズルいよ、今になって理解者ぶるのは」が真理過ぎて。。
極論、あのお父さんも教師もみんな何もかも遅いのよ。起こってからじゃ。
花音ちゃんの人生、
致命傷で1発でやられるんじゃなくて、
真綿で首を絞められる地獄がずっと続いててさ……
かわいいのに(顔がとかじゃなく存在が。悪意を持っていない子なのが伝わる……)透明人間になってて苦しかった。
ちゃんと観客に「かわいい」「いとしい」と思わせるようなキャスティングなんだろうな。
なんやかんや、一番胸糞悪いのはくさかべさんだった。
一個も成長してないし、本質的に自分のことしか考えてない。
最後までひとつも救いがなかった。
直人くんが自殺しようとしたあとに「あたしがキモいんでしょ？！」って泣いてるシーン、地獄すぎた、、
てかこの映画地獄が多すぎる😭 最初の事故のシーンといい😭ダンサーインザダークより無理だった…映画館だったからかな。。
あとは完全悪で言うとメディアもだな。本当にダメ、一番ダメ……。どんな綺麗事だろうと、ああいう態度の報道は全滅してほしい。
逆に人間出来過ぎてて辛かったのは、自殺した娘を「心の弱い無責任な娘です」と形容できるお母さん。本当はそう思ってないけど、オッさんの苦悩を解っているからあえてそう言ってるんだろう。ブッダじゃん、、もう、、😭
そのあたりの邂逅があったからオッサンの最後の前進があったんだろうなぁ。
オッサンのキャラクターも絶妙で、普通にクソなんだけど、元妻の鬱心配したり、少女漫画読んだり絵始めたり新品のiphoneお供えしたり、不器用過ぎるだけで、悪い人ではないのがまた辛い。
松坂桃李の方も、弁当屋に「殺すぞ！」ってブチギレたあと泣きながら謝罪するのとか、「限界」のお手本みたいな表現だったな。。
「つーかうちの死んだカーチャンがすげー好きで」😭😭
