古田新太主演の映画は珍しいけど、彼の起用は大成功だったんじゃないかなぁ。荒っぽい威圧的なモンスターペアレントからしょぼくれた気の良さそうなおっさん。どちらも古田新太がよく演じる役柄だけど、同じ人物で変化していくふたつの性格を上手く演じている。
さて前半は文字通りの流れで、これは胸糞になるタイプの作品かなぁと思ったのですが、加害者と被害者の双方の苦悩が感じられてくる後半から徐々に考えさせられて、胸糞という次元ではなくなった。
泣きどころ?そりゃ幾つかありましたよ〜
そして笑いどころもひとつあったんです。内容が和らいで行く終盤で、自分はクスクスしてたんですが、何故か劇場内では静か。少し遠慮してしまいました😅
観た人はどの場面か分かるはず!みんな笑いたくて我慢したんでしょう😄
人を憎むのは結構体力がいるものです。
イルカの雲で通じていたなんて…ウル