よつぎドール

青くて痛くて脆いのよつぎドールのレビュー・感想・評価

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)
4.0
んと…
この手の主人公は何故内気でもどかしいのか💢
イライライライラ💢
なーんて、見ているうちに
他の奴と付き合い始めてるという😂

あと、モアイの集会。
ネットワークビジネスのパーティーみたいで個人的には超受け付けないパターン×💧

これが途中までの感想。。

そんな風に見ていたら、え??そう来たとは💧
ちゃぶ台返されて、ええーだったわ。

ちなみに、SNSの感じがすごい😂

※かなり個人の感想でネタバレに関わるかも?以下、ネタバレあり?注意↓

自分は…。

個人的には…

気持ち悪いのは誰?
って思う気持ちが湧く。湧きまくる。
やはり鬱屈した側の人間なのかもしれない笑

人を間に合わせに使う?
真実かもしれないけれど認めたくない。
その時は必要だったんだ!
なんて綺麗事は納得できない、と思う。

やはり都合の良い使われ方ってイライラしてしまう。
実は自分もしているはずなのに。
人間の脆い部分よな。

劇中の秋好みたいな…。
他人の気持ちを慮る能力が欠けているのか、元々鈍いのか、そういうタイプは概して人を傷つけやすいのでは、と感じる。
理想ばかりを論じて、身近な人の気持ちを慮れないならば、世界平和など無理な話だから。

とはいえ、逆に考えたら、田端が敏感すぎて、被害妄想を増大させて感じてしまうのかもしれないとも思う。
本音を隠して、生きて、全てに受け身で生きていても、自身が悪化していくだけ、とも思う。生きてない。

このケースについては、俯瞰してみたら、田端の一方的なルサンチマン感情の極み。
勝手な被害者意識からの身勝手な行動だろう。
肯定はできない。
→ただ、結構痛快に見ていて感じた私もいる。
多分、理想に燃えてるだけの人は苦手かもしれない。
大切なことだとはわかるのに何故か受け付けない。

結局は純然たる被害者なんかいない。
被害者も加害者もすぐに入れ替わり…
そう思うってのが答えかな…。
田端も秋好も肯定も否定もできない。
複雑な感情😓

【結論】
差別をなくしたい、争いを無くしたいと思うなら、身近な人のことを理解する努力が先では?
それこそ、まさにみんなで武器をおろすことなんじゃないかな?と。

理想は大切だけど、ならば尚更足元を、だ。

まさに、小さな積み重ね。小さな一人一人の譲歩。
そんなことを言われたような気がした。

正直、刺さりました。痛いです。
かなりモヤモヤしている。

田端サイドに自己投影してしまうのは…
今置かれたリアルの、会社での自分の立場もあるから…かもな。

見るタイミングにより感想が変わりそうな気はしました。