登場人物の殆どが基本的に"個"人を考えてる。
物は言い方。
主観からの客観視、をしてみれば自ずと答えが見えてくる。
成年になる前の理想論をここまで膨らませ
エンタメに沿わせながら、ティーン向けに見えてた己の単眼が、少しばかり周囲を気にするようになった複眼に変わっていくのがわかる。
「人は誰かを間に合わせに使って生きてる
〜けど、その時は必要とされたんだから。」
突発的に出会った3人目であり、狭間に立った存在だからこそ為せる台詞にグッときました。
「まともじゃないのは君も一緒」でも感じれたが
同作でも再び邦画の良さに巡り合えた気がします
角度を変えた物の見せ方が最高です。
(ただ、悪い言い方をすれば極度のメンヘラによる青臭い群像劇です。笑)
