おだ

青くて痛くて脆いのおだのレビュー・感想・評価

青くて痛くて脆い(2020年製作の映画)
3.5
2020年鑑賞116本目。
まさにタイトル通りの青くて痛くて脆い男の物語。クオリティは、まあ、うん。

CMで気になったので鑑賞。物語の意外性は多少あったが、現代っ子じゃないとあんまり乗り切れないかもしれない。
俗に言う「意識高い系」の人たちに対して、冷ややかな目で見る大衆の心理はうまく表現できていると思った。
「意識高い系」の人たちって純粋に自分の理想に向かって行動できている人たちなんだけど、世の中にはそれを見て軽蔑したり、そういう人たちを見下すような態度を取る人もいる。僕もそっちに近い笑。でもそういう人たちも、実は心の中のどこかでは「意識高い系」の人たちの純粋な行動力を羨ましがっていて、でもそれを認めたくない自分がいて、結局は見下すことで自分を正当化しているのだと思う。行動すること、違う世界へ一歩踏み出すということは勇気がいるし、敵が現れるかもしれない。そういったリスクから自分を守っているだけなのだと思う。
それでも、一歩踏み出すことは確実に世界を広げる。より良い世界で活くることになるかもしれない。「モアイは世界を救う」というのは、「地球を救う」という意味ではなく、「個人の中にある世界を救う」ということなのだと思っちゃった。

2020/8/30鑑賞